新規日誌3
横瀬二子山に行ってきました
5月には登山大会があります。
他校と合同の登山は学ぶところもたくさんありますね。
大鍋で調理をすることもありますが、個人でご飯を炊いたりするスキルも大切です。
新入生にとっては初めての登山です。
今回は横瀬二子山です。
芦ヶ久保駅から沢沿いを登っていくと、やがて気持ちの良い尾根に出ます。
山頂直下は急な登りでロープも張られています。
山頂です
ここから浅間神社方向に下山します。
浅間神社からは秩父市内を一望できます。
新緑の季節ですねえ。このあと、無事下山しました。
大会にも参加しますが、学校単独の登山も行います。
これから夏山に向けて、いろいろ練習していきましょう!
県新人大会 ~ 春期山行
2月8日(土)~10日(月)、福島県安達太良山系で県新人大会が行われました。
埼玉県を朝出発し、昼過ぎには福島県に到着です。
今年は例年に比べ雪が多く、小さめですが雪洞体験を行うことも出来ました。
雪の中で調理・・鍋料理で体を温めます。
足には「オーバーシューズ」を履いています。普通の登山靴でも快適に過ごすことが出来ます。
夜も雪は降り続けます・・
朝が来るとみんなホッとするようです。
この日は、幕営地周辺をトレッキングして、宿に入ります。雪中泊を頑張ったご褒美?で、この日は暖かい布団で寝ることが出来ます。
春休みに入りました。春期山行で神奈川県横須賀市に行ってきました。
目指すのは大楠山、三浦半島の最高峰です。
JR逗子駅からバスで立石公園を目指します。
今回は海抜0メートルからのスタートです。
海岸線をしばらく進みます。
前田川沿いに遊歩道を進みます。
間もなく登山道に合流します。
大楠平に到着です。
目の前の塔・・には残念ながら登ることが出来ません。
大楠平から10分ほどで山頂です。
南には太平洋が見えます。西には富士山が見えるはずなのですが・・この日は霞んで見えませんでした。
最後に衣笠の商店街を進みます。
ゴールはJR横須賀線の衣笠駅です。ここから埼玉まで電車で帰ります。
お疲れさまでした!
冬期山行 ~谷川岳山麓 湯檜曽川~
令和7年になりました。
いよいよ本格的な冬山の季節になります。雪に覆われた山々は、春夏秋とは違った魅力があります。
当然「寒い」ので、それなりの準備は必要です。
今回は群馬県みなかみ町におじゃましました。谷川岳のふもと、湯檜曽川沿いにスノートレッキングです。その日は雪の中でテントを張って泊まります。
雪の上を歩くときは「スノーシュー」や「輪かんじき」を使います。積もった雪にもぐりにくくするための道具です。
雪が多い時は問題ないのですが、こんな時は少しだけ川に入って対岸に渡ります。
調理も雪の上です。暖かいものを食べて体を温めます。
この日のメニューはおでんですね。
雪の中、テントで寝るのはなかなか楽しいですよ。
夏期合宿 ~上高地・岳沢~
今年度の夏期合宿です。7月28日~30日、上高地・岳沢(北アルプス)に行ってきました。
当初は、涸沢・奥穂高を目標にしていたのですが、天候悪化などの不安要素があったので、小梨平野営場に連泊し、岳沢小屋までの往復登山としました。
松本駅から松本電鉄上高地線に乗り換えます。終点からバスに乗り換えて上高地に到着です。
小梨平野営場は上高地バスターミナルから約15分、川沿いにある静かなところです。重たいザックを背負って進みます。
夜は星空が素晴らしかったです。
明日の昼間は晴れそうですが、夜半から天気が崩れる予報です。
小梨平野営場の朝です。
今朝の朝食はラーメン(煮卵・チャーシュー付き)です。朝の気温は20℃を下回るので、暖かい食事は有難いですね。
正面に見えるのが「岳沢」です。
これから登ります。
一旦 上高地に戻り、有名な河童橋を渡って岳沢湿原に入ります。
岳沢湿原の分岐から登山道へ。
岳沢小屋に向かう途中に「風穴」があります。
この付近にくると冷気を感じます。岩の隙間から冷気が出ています。
樹林帯を抜けると一気に景色が広がります。
日差しは強いですが気温は20度台、快適です。
無事、岳沢小屋に到着です。
岳沢小屋で休息をとって下山します。
小屋の近くの天狗沢にはお花畑があります。下に見えるのは上高地です。
そろそろ出発です。
来た道を戻り、岳沢湿原~上高地へ。
小梨平の河原で少しだけ水遊びです。
この景色の中での水遊びは贅沢ですね。ただ、寒いようでダウンジャケット着用です。
今日の夕食は「パスタ+ハンバーグ」です。
ハンバーグなどの食材は、「保冷バッグ」の中に凍らせたペットボトルと一緒に入れて運びます。
夜から雨が降り始め、最終日の朝は雨になってしまいました。雨が降ると気温も下がり、今朝は16.5℃です。
夏期合宿は、例年標高の高いところで、街中に比べると涼しいところで行いますが、外で行う登山は天気にとても影響されます。もちろん、レインウェアを持っているので雨の中を歩くことも出来るのですが・・やはり晴れている方が気持ちいいですよね。
今回は残念ながら2泊3日と短い山行になってしまいましたが、何よりも安全第一です。
みなさん、お疲れ様でした!
歩荷訓練に行ってきました ~山梨県 乾徳山~
山梨県 乾徳山に行ってきました。夏合宿前の歩荷訓練(重たい荷物を背負って登る訓練)です。
乾徳山は2000mちょっとの山ですが、樹林帯、岩場、草原、と様々な景色を一日で体験できる山です。晴れた日には近くに富士山が見えます。
登山口からしばらくは樹林帯の中を登っていきます。重い荷物を背負うとなかなかきつい登りです。しばらくすると景色がひらけてきて、時折涼しい風を感じることが出来ます。
高原ヒュッテは避難小屋です。ここに大きな荷物を置いて軽装で山頂を目指します。このあたりは野生のシカがたくさんいます。
途中の草原を過ぎると岩場が増えます。鎖を使って登るところもあります。
最近はヘルメット装着を推奨する山が増えてきました。ここでも念のためヘルメットをつけて進みます。
天気は曇り、景色は今一つですが涼しくていいですね。
一歩一歩、岩場を通過していきます。
この隙間は無理に通らなくてもいいのですが・・みんな通りたいみたいです。
最後の壁は慎重に進みます。まもなく頂上です。
山頂に無事到着です。
2週間後の夏合宿にむけてトレーニング完了です!
帰り道・・草原の中を登山道が続きます。
お疲れ様でした!
春期登山~学校総合体育大会登山の部
令和6年度に入りました。春休みは、千葉県鋸山に登りました。
「海を見るために山へ登ろう」がテーマです。
名物「地獄覗き」
ロープウェイを使ってくる人は多いですが、下から歩いて登ってくる人はあまりいませんでした。高い山ではありませんが、海抜0mからの登山です。
さて、新学期が始まりました。
新入部員を迎えて、初めての大会です。
三峯神社をスタートして、東京都との都県境にある雲取山までの往復コースです。
山の朝は早いのです。3:00AM起床、4:30出発です。
出発準備の様子です。
長い行程の中には鎖場もあります。
新入部員も元気に登っていきます。
昼前には頂上に到着です。
荒天が心配されましたが、幸い降雨もありません。
山頂からは富士山が見えます。
街の光が届かない場所なので星空がきれいです。
今年度も無事に規定のルートを全て踏破しました。
令和6年に入って・・雪山山行
令和6年に入り、学校独自で群馬県へ、大会で福島県に行ってきました。
冬山(雪山)登山なのですが、今年は雪が少なめです。
みなかみ町の湯檜曽川沿いをスノーシューで歩きます。
スノーシューは脚が雪の中に潜りにくくする道具です。
左奥は谷川岳です。
今年はテント場も雪が少なめでした。
でも、冬は油断してはいけません。
帰りの駅ホームには積雪が15cm。
これから冬が始まる感じですね。翌月の福島県が楽しみです。
令和6年度埼玉県高体連登山専門部県新人大会です。
福島県安達太良山系の北、鬼面山の近くに幕営します。
埼玉県内の学校が集まっての大会(合同登山)です。緩やかな山並みをスノーシューで進みます。
雪の中でのテント泊は当然寒いのですが・・
雪山では普段見られないような美しい景色が見られます。
令和5年度2学期を振り返って
今年度、2学期の活動を振り返ります。
9月24日(日)25日(月)埼玉県高体連登山専門部 西南北部地区大会
土合駅に到着です。地上に出るまでが一苦労です。
この日は土合山の家にて幕営。翌日が本格的な登山行動になります。
群馬県の白毛門という山に登りました。谷川岳の真向かいに位置する山です。標高は1720mですが、急登が多く最初は結構バテテしまいます。
頂上直下の鎖場を進んでいきます。
この日は秋晴れ、無事全員登頂しました。後ろに見えるのが谷川岳です。
下山には少々時間がかかりましたが、大会は無事終了しました。
10月6日(金)体育祭「部活動対抗リレー」
部活動対抗リレーに参加です。
各部活動が独自のスタイルで走ります。
我々はザックを背負って走りました・・。
10月27日(金)~29日(日)関東高等学校登山大会
昨年度も出場する予定でしたが、コロナ禍で大会が中止となってしまいました。しかしながら、今年度は埼玉県奥秩父で無事実施され、本校からは、3年生1名、2年生3名の代表生徒が出場しました。埼玉県高体連登山専門部では、登山を単なる競技(競争)とは考えていません。仲間と協力して安全に登山を行うことを目標にしています。この関東大会も各都県代表の合同登山で、順位はつきません。
埼玉県立大滝げんきプラザで開会式。
関東各都県の代表校が集まります。食事もすべて自炊、テントでの宿泊です。
登山行動中は、天候に恵まれました。紅葉の中、快適な山登りです。
雁坂峠は山梨県と埼玉県の境にあります。山梨側 から登り、埼玉側へ下山します。
本校も含め、全校が無事に規定のコースを踏破しました。同じ班になった他県の生徒とも交流が出来ました。
さて、年明け1月の山行は雪山で始まります。雪が少ないのが少し心配です。
北アルプスに行ってきました!
令和5年度ワンダーフォーゲル部夏期合宿に行ってきました。
今年も北アルプス、目指すは涸沢です。余裕があれば、その少し上まで行きたいところです。
上高地バスターミナルに到着。出発前のミーティングです。今は快晴、でも
この日の午後は雨予報・・・
残念ながら予報的中。雨の風景も素敵なのですが、晴れるに越したことはないですね。
徳澤園キャンプ場に到着するころには雨は上がりました。
今日の夕食はプルコギ丼です。お肉は冷凍して背負ってきます。
16人分調理するのは大変です。
この日は始発で埼玉を出てきたので結構疲れました。
20時には就寝、明日は3時起床です。
朝早く行動するのは、涼しいうちに行動したほうが快適なのと、午後の雷を防ぐためです。
合宿2日目
この日は横尾を通過して涸沢を目指します。
横尾につく頃には気温も上がってきました。横尾大橋を渡り、いよいよ本格的な登山道に入ります。
場所によっては残雪の上を通過します。
もう少し頑張れば涸沢です。でも、山の「もう少し」は騙されることも多いです(笑)
無事に涸沢に到着しました。
涸沢のテント場は岩がごつごつしています。寝心地は今一つですが、そこは景色でカバーです。
気温は低いのですが、日差しが強く日傘が欲しくなる天気です。
朝晩は夏でも10℃を下回ることもあります。星空がとても美しく、空を見上げていると流れ星がいくつも見えます。
合宿3日目
この日の朝食は「温麺」です。宮城県白石市の名物で、お腹にやさしい朝食です。まだ暗い中いただきます。
体調が今一つの生徒もいるので、この日は短時間で涸沢トレッキング、その後、徳澤園まで下山します。
モルゲンロート・・夜明け前に朝日が山にあたり、真っ赤に染まることです。素晴らしい景色です。
涸沢トレッキングです。
標高2400mくらいまで到達したでしょうか。
雲一つない青空です。
テント場に戻り、撤収して下山します。
ザックについているヘルメット、気になりますか?
涸沢から上はヘルメット着用推奨値域なのです。今回は利用する時間は少しでしたが、安全第一です。
徳澤園まで無事下山。今日は、3日ぶりのお風呂です。
合宿4日目
徳澤園から上高地バスターミナルまで2時間弱の徒歩移動です。朝の涼しいうちに行動出来ました。
途中の小梨平キャンプ場からは岳沢がきれいに見えます。
日程を1日ほど短縮した今回の合宿でしたが、無事に終了することが出来ました。
部員の皆さんは今回経験した色々なことを振り返って、今後の登山に生かしていきましょう。
令和5年度1学期を振り返って
早いもので今年度も1学期が終わります。
4月の鋸山登山に始まって、新入生勧誘・歓迎メスティン調理、学総体、夏合宿準備、とここまで活動してきました。
春休みは鋸山登山です。
目標は「海を見るために山に登る」
千葉県の山ですが、なんとか埼玉県から日帰りで登ることが出来ます。
往路は電車ですが、復路は神奈川県までフェリーを使います。
登山道の案内とフェリー乗り場の案が・・。
本当に海が近いことを実感します。
春期山行が終わると、いよいよ新入生が入部してきます。
令和5年度学校総合大会登山の部で、川越西高校は予選出場チームが選考の結果2位入賞、関東大会出場が決まりました。関東大会は埼玉県で行われます。関東各都県の代表校と一緒に登ります。私たちの登山は競争ではありません。
調理は自分たちで行います。
この日のメニューは焼き肉丼です。2年生が調理中。寸暇を惜しんで勉強するメンバーもいます。
翌日の天気が少し心配です。テントの中で夜が更けていきます。明朝の起床は午前3時・・。
翌日、行動中は何とか天気がもちましたが、テント場
は雨。念のため体育館に避難となりました・・。
予選チームは無事雲取山に登頂しました。一般チームも白泰山から無事帰ってきました。
こちらは学校に帰ってきてからの写真です。中庭にテントがずらり。昨日朝の雨でびしょぬれだったので・・。
以下、初めて山に登った1年生の感想を抜粋しました。
「距離が長く、雨が降ったので、とても大変でした。長時間歩くと足首やひざ、腰にとても疲労がたまり、疲れたので、バッグの中身は、水や行動食、非常食、レインウェア、スマホの最小限にとどめたいと思いました。」
「食べ物を多く持っていくようにしたいです。行動食のレパートリーを増やすなど工夫をしていきたいです。ゼリー飲料と梅干だけだったので、咀嚼が必要な行動食を持ってこようと思います」
「料理での水の量は大雑把にせずに、ちゃんとしっかり測りながら作りたいと思いました。計量カップは必要。」
いろいろみんな感じるところがあったようですね。今回の反省をぜひ次回に生かしましょう。
夏期合宿は北アルプスに挑戦します。