2023年1月の記事一覧
薬物乱用防止教室
本日(1/26)は、1年生、2年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
近年、覚せい剤、大麻等の薬物乱用が、低年齢化、潜在化するなど、社会問題となっています。今回の「薬物乱用防止教室」では、薬物乱用の未然防止、薬物に対する正しい知識や乱用の恐ろしさ等を理解し、薬物を乱用させない資質や能力を育成することを目的に、NPO法人日本ダルクから2名の講師をお迎えして講演をしていただきました。
講演では、2名の講師の方から、薬物依存の辛かった体験をそれぞれお話しいただきました。
その体験談の中で、「薬物を使うと孤立する」、「薬物依存は関係性(人間関係が上手く作れないことが原因)の病気」、「生き辛さから薬を使い始めるが、薬を使うことが目的になってしまう(薬に負けてしまう)」、「『薬を使う』→『薬に使われる』(目的と手段が入れ替わってしまう)」、「最後は薬物依存から逃れるために、自分で警察に助けを求めた」というような話がありました。
薬物依存とならないためには、「何でも話せる人をもつこと」、「人との関わりは大切であること」、「困ったときにお互い助け合える人がいること」が大切であるとのお話がありました。特に、「辛い状況を誰かに相談できたら、薬物に頼ることがなかったと思う」というお話が強く印象に残りました。
貴重な講演をいただいた、ダルクの2名の講師の方に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
【講演の様子①】 【講演の様子②】
3学期が始まりました。
本日(1/10)から、第3学期がスタートです。
新型コロナ感染者数が増加傾向にある状況(第8波)のため、各教室へのライブ配信によるリモート始業式をおこないました。
校長講話では、生徒会の新役員となった生徒との懇談についての話があり、生徒会役員の将来の夢、家族のこと、進路希望 について話を聴くことができて、若者の威厳、頼もしさを感じることができたという話がありました。
一方で、世の中に目を向けると、長引くコロナ禍のため、経済の不安定な状態のためかネガティブな発想や諦め、現状に流されてしまう人も多くなっているようで、次のようなことを感じることがあるとのことでした。
・どれだけ努力できるか、思い切ってできるか、ということが足りない
・それまでの経験からか、見切ってしまうことも多い
そのため、自分の考えを実行に移す力が大切になるので、次のことばを参考に今年1年頑張ってほしいとのお話がありました。
「遠くても 夢は逃げない動き出せ 追うのも自分 超えるのも自分」
【配信の様子(校長講話)】 【始業式の様子(教室)】
次に、生徒指導主任訓話では、昨年は迷惑行為による苦情があったが、3学期は以下の点に留意し充実した高校生活を送ってほしいとの話がありました。
・一日一日を大切に過ごし、責任ある行動をとること
・目的、目標をしっかりもって社会へ出るための準備をおこなうこと
・1,2年生は、自分のもっている力を伸ばすこと
生徒の皆さん、以上を踏まえ、3学期もコロナに負けず、充実した高校生活を送れるよう頑張りましょう!
また、始業式の後には、令和5年1月21日から22日に、群馬県前橋市(アルソック群馬アリーナ)で開催される「関東選抜空手道選手権大会」に出場する空手道部の壮行会が行われました。
放送による壮行会では、校長、生徒会長からの激励と空手道部顧問の大会概要説明と出場選手の抱負などがありました。
空手道部の皆さん、関東大会での活躍を期待しています。頑張ってください。