2024年12月の記事一覧
表彰&2学期終業式をおこないました。
インフルエンザ流行の兆候も見られることから、本日の終業式は感染拡大防止の観点から、教室への配信によるオンライン形式で行いました。
終業式に先立ち、2学期に部活動等で優秀な成績を収めた、下記の団体や個人への表彰をおこないました。
記
〇 空手道部:令和6年度埼玉県高等学校空手道新人大会兼第37回県民総合スポーツ大会空手道競技 女子団体組手3人制 優勝(団体) ※令和4年度から3年連続優勝
〇 書道部:第23回全国書道展(主催:岐阜女子大学) 大学賞(個人)及び奨励賞(個人) 計8名
〇 野球部:埼玉県高等学校野球連盟賞(個人)
〇 検定合格
・実用英語技能検定:2級合格(個人3名)
・ 漢字能力検定:2級合格(個人1名)
〇 美術:
・第67回埼玉県高校美術展 奨励賞(個人)1名
・ものつくり大学高校生デザインコンテスト フォト部門 最優秀賞及び優秀賞(各1名) 計2名
・第12回ミツバチの一枚画コンクール 奨励賞(個人)1名
〇陸上競技部:西部支部高等学校新人陸上競技大会 高校女子砲丸投 第8位(個人)
〇硬式テニス部:第77回川越市民体育祭 女子シングルスの部 第1位(個人)
〇善行表彰:2名(個人)
以上が表彰になります。
そして、表彰に続き、終業式が行われました。
校長講話では、2024年の振り返りとともに、「徳川家康の遺訓」についてお話がありました。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
おおよその意味は次のようになるとのことです。
「人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。」
いかがでしょうか、現代の社会でも通用する内容であり、人生を生きる上で大きなヒントになっているのではないかとのことです。校長先生自身も「このことば」によりとても励まされたことがあるとのことです。
幼いことから人質に出されたり、天下を取るまでに時間がかかり苦労の多かった徳川家康ならではの名言といえます。生徒の皆さんも、この遺訓を参考にして、世の中のいろいろなことに注意を払い、主体的に考えながら有意義な人生を送ってほしいです。
続いて、生徒指導主任の訓話がありました。
生徒指導主任からは、この1年を振り返り、学校内での生活に関しては、概ね良好であるとのお話がありました。
一方、学校外の生徒の皆さんの行動が気になるとのことでした。
具体的には、「SNSのトラブル」や「外部からの苦情」については、今年1年を振り返り課題が残るとのことでした。
そのため、学校生活から離れる冬季休業中は十分に行動には気を付けてほしいとのことです。
特に、「闇バイト」については、最近は高校生が軽い気持ちで関わり逮捕されるケースもあるので、絶対に手を出さないこと、というお話がありました。
冬休み中の2週間は、勉強や部活動、習い事など、目標を定めて「エネルギー」をぶつけて、元気よく3学期に登校してほしいということでした。
それでは皆さん、明日から始まる冬休みを有意義に過ごし、来年の始業式にお会いしましょう!
【校長講話(配信)】 【教室への配信の様子】 【生徒指導主任訓話】
3学年「総合的な探究の時間」最終報告会
12月18日(水)、44期3学年は「総合的な探究の時間(以下「総探」とします。)」として、笛木醬油株式会社からご提示いただいた課題に対する解決案の最終報告会を行いました。中間報告会に引き続き、12代目当主・代表取締役社長の笛木吉五郎様と、「りそなホールディングス」100%出資子会社である「株式会社LocoDoor(ロコドア)」の瀬戸高志様にご出席いただいた他、今回は瀬戸様の前任として本校の総探にご協力いただいた米澤様、本校の金井校長にもご出席いただきました。
中間報告会では、具体的な利益率や値段設定が提示できなかったり、商品開発におけるコンセプトの甘さや説得力のあるデータが不足していたりと、改善の余地がかなりありました。しかし、笛木社長や高瀬様から頂戴したアドバイスや温かいお言葉を励みに、生徒たちはプレゼン資料を徹底的に見直し、さらに、川越西高校らしさを盛り込んだ上でプレゼン資料を作り込みました。中には、醤油のオリジナルソングを自作して発表の際に流したり、商品の試作品を作って笛木社長たちに実際に食べてもらったりと、独自の工夫を凝らした発表もありました。最終報告会では、どのグループも素晴らしい課題解決案を提案をし、笛木社長も大変感銘を受けていました。こうして、一年間を通して行われた3学年の探究活動は成功裡に終わることができました。
生徒たちが一年間を通して考えた案が少しでも形になるよう、学校として今後も笛木醤油株式会社と連携していく予定です。
① 発表の様子 ② 笛木社長から表彰される様子
令和6度「人権教育教室」をおこないました。
本日(12/17)は「人権教育教室」をおこないました。
今年度は「ヤングケアラー」をテーマとし、「全てのケアラーが個人として尊重され、健康で文化的な生活を営むことのできる社会の実現に資する」を趣旨に、一般社団法人ヤングケアラー協会の 高垣内 文也 氏を講師にお招きし、「ヤングケアラーを知ろう~当事者と考えるヤングケアラーのこと~」を演題にお話しいただきました。
高垣内さんは、元若者ケアラーで、20歳の時に祖母がアルツハイマー型認知症と診断され、約9年間介護に関わりました。周囲に理解されず非常に苦しかった経験から、今苦しんでいる人がいるのであれば救いたいと思い個人でヤングケアラー支援を開始され、その後、ヤングケアラー協会に参画しました。 また経産省「始動 Next Innovator 」7期生でもあります。講演では、ご自身の経験に基づき、様々な視点からヤングケアラーについて高校生にわかりやすくお話いただきました。
高垣内さんからのメッセージとして、
・介護をすることはどんどん増えていて「ケアラー」は身近な存在になっていること
・「ケアラー」を知ることで自分自身や周囲の人が「ケアラー」であることに気付くことができること
・誰かが悪いわけではないということ
の3つがありました。
そして、「ケアすることは悪いことではないけど、『介護される人』が主役となる人生とするのではなく、『ケアラー』であっても自分らしく生きられる社会を目指していくことが大切である」とのお話がありました。
本日のお話から「ヤングケアラー」について理解を深めていきたいと思います。
高垣内さん、今日はありがとうございました。
【人権教育教室の様子①】 【人権教育教室の様子②】 【人権教育教室の様子③】
令和6年度修学旅行
11月17日(日)~11月19日(火)にかけて、2学年は、2泊3日で沖縄に修学旅行に行って参りました。
前日まで、台風が近づいており、不安に思いながら羽田空港から那覇空港に向かいました。
しかし、那覇空港に到着すると、バスガイドさんに「運がいいですね~先ほどまで大雨が降っていましたよ!」と教えて頂き、川越西高校の団体が到着した時には、カラッと晴れて、蒸し暑いくらいでした。
2泊3日と昨年より短い修学旅行となりましたが、沖縄の歴史・文化を現地の方から直接話してもらったり、実際に現地に行って見たりと、身をもって体験できた修学旅行となりました。
1日目 平和学習
ひめゆりの塔・平和記念公園に行き、バスガイドさんのお話を聞きながら、沖縄の歴史を学んできました。
2日目 午前:マリン体験 午後:美ら海水族館 夜(催し物)
台風の影響もあり、シュノーケルは体験出来ませんでしたが、現地の方のご厚意と先生達の生徒に沖縄のマリン体験をさせてあげたい!という気持ちで、バナナボートのみ体験することができました!
マリン体験と並行して、シーサーの絵付け体験もマリン体験のすぐそばで行っていました。
午後は全クラス一緒に美ら海水族館に行き、イルカショーや大きな水槽でジンベイザメも見ることができました!
夜は、食事を終えてから、エイサーの団体の方に来ていただきました。太鼓の体験の際には、1人ずつ体験してもらいたいところでしたが、挙手で「触ってみたい人!やってみたい人!」とアナウンスすると、生徒達は嬉しそうにステージに行き、楽しそうにしていました。ちなみに、先生達もノリノリでやりました!
最後は、生徒数人の太鼓と全員でエイサーを踊り、2日目が終了しました。
3日目 嘉手納基地(道の駅)→ 国際通り(班別行動)
嘉手納基地では、頻繁に離発着する戦闘機を間近で見てきました。100デシベルを超える音も体験し言葉を失いました。生徒は様々な思いを胸に国際通りに向かいました。
国際通りでは、班別行動を楽しみ、昼食も済ませ最後まであめが降らず修学旅行を終えることができました。
様々な方に支えられて、修学旅行を終えることができました。
ありがとうございました。